くそ野郎!

突然、自分がクソヤンキーだった頃を思い出した

道を歩いていると俺の少し前で、婆ちゃんがイキナリ転んだ

近くに人通りもあったんで、俺は知らん顔して通り過ぎようと思ってた

だけど、誰も婆ちゃんに手を貸そうとしない

一瞬、通り過ぎかけていたが振り返って婆ちゃんに手を差し出した。


婆ちゃんは満面の笑みを浮かべて

「ありがとう、ありがとう」を

何度も繰り返していた。

当時の俺は、そんなことをするのが恰好悪いって思ってた

恥ずかしいって思ってた

偽善者みたいだって思ってた。

だけど、婆ちゃんの笑顔を見たときに

手を差し伸べて良かったと思った。


俺は、子供があまり好きでは無いので

どちらかと言えば、爺ちゃん婆ちゃんの方が好きだ。

当時、俺には八十歳を過ぎた爺ちゃんがいた

家から近くだったんだけど、爺ちゃんは一人で住んでいた

小学生の頃、学校が休みの時には爺ちゃんの家まで弁当を届けなければいけなかった

遊びたいばかりだったんで、嫌々ながらに行ってたクソガキだった

行ってもロクに爺ちゃんと話をすることも無く、小遣いだけ貰って帰るようなクソガキだった。


そんなクソガキだったけど、爺ちゃんの事が大好きだった。


そして、爺ちゃんは俺が二十歳の頃に死んでしまった…

誰にみとられることも無く、病院のベッドで深夜に息をひきとっていた。


二十歳に成っても、やっぱり俺はクソガキだった。



煙草が好きだった爺ちゃん

俺んちに置いて有る、爺ちゃんの写真

その横には、毎日欠かさず煙草をいつも置いている。


そして、今月は爺ちゃんの命日だった

しかし、それに10日も過ぎて気付いたクソ野郎だった

突然、あの婆ちゃんの話しを思い出した時に気付いたクソ野郎だった


俺って奴は、ガキの頃から全然進歩しないクソ野郎だ…

そんな、クソ野郎な自分に情けなくて涙が零れた


ゴメンね爺ちゃん

こんな、クソ野郎な孫で。

コメント

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善行

おお!親方さんにそんな時代が有ったとは想像つかないです。

転んだお婆ちゃんに1度は通り過ぎるも、引き返して手を差し伸べる。昔大好きだった爺ちゃんの命日10日過ぎて思い出した。そんなくそ野郎。
でもくそ野郎だったら手を差し伸べたり、爺ちゃんの命日(たとえ10日過ぎようとも)を思い出す事無しに我が道を行く、ではないでしょうか!?

私は正直感動しております。これからも忘れず思い出してあげて下さい。

それでも!

10日を過ぎてしまったけれど、それでも思い出してくれた事にお爺ちゃんはきっと喜んでいるはずですv-218

いいのいいの

どんだけクソ野郎でも(失礼)
思い出して心の中で手を合わせてくれるだけで
爺さん、婆さんは喜んで居てくれるはず・・・

孝行したい時に爺婆は無し・・・

先祖は思い出してあげるだけで良いのです
なにも大層なお墓を立てる事が供養ではありません
何時も先祖を敬い供養するその心が大切だと
近所の死んだクソ坊主が言ってました

僕の母方のじーちゃんはロクデナシじーちゃんでした。
人生やりたい放題!博打、女、暴力と色々母から聞かされました!

なんでそのじーちゃんが死んだ日に葬式も早々切り上げ
スロに行き4万勝った僕は、爺ちゃん共々超クソヤローです!

じいちゃんにしてみれば、孫の顔みるだけでも
充分癒されていたと、思いますよ。うちの父も、今日で何日顔見せに来ないと指折り数えていたくせに、いざ行くと知らんふりして
テレビを見ていたりしていました(笑)
孫の顔見て、満足していましたわ。
父の命日、あれ?いつだっけ(・∀・;)と
今年はうろたえたりしましたわ。まだ、2年しか経っていないのに
あやふやになるなんて、ちょっとボケですwwww

思い出してあげることで、亡くなった人は
ずっと生き続けて行けます。思い出す人が、いなくなった時
その亡き人は、本当に消えてしまうのですから。

くそ野郎なんて、タイトルだったので
親方さま、何怒っているんだ?と思いました。
自分の事を、怒っていたんですね~。

でも、自分を振り返って反省できるのは
良い事ですよ(*・ω・)b

★おぢぢさん
日頃から、写真の爺ちゃんに
「おはよう、ただいま、おやすみ」は欠かさずに言ってるんですが
命日を忘れるとは不覚でした…。

★みいちょん
爺ちゃん、喜んでくれてるかな?
怒ってないよね…。(笑
写真の爺ちゃんは、いつも笑ってくれてます。(*^_^*)

★オヤジさん
そうですね。
自分の心の中には、いつまでも爺ちゃんは生きています
あの頃はまだガキだったんで、爺ちゃんに何もしてやれなかったけど
その分も含めて、両親に孝行したいと考えてます。

★N
そっか、人それぞれ色んな人生が有るんやね。
きっと、反面教師に成ってくれたんやない?
その分、Nが立派に育ってるからさ。(o^-')b

★かとぺっち
爺ちゃん、喜んでくれてたんかな?
だったとしたら、自分の肩の荷もおりる気がするナ。
爺ちゃんがまだ歩ける頃(自分は小学生)
たまに、うちに風呂入りに来ることが有って
爺ちゃんの手をひいて歩いていると
爺ちゃんが「銀平は手を繋いでくれるから嬉しい」
と言ってくれたことが有りました。
何気ないことが喜ばれるものなんですね。d(^-^)